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「Dirty Loops」が超絶技巧で奏でる重厚な歌謡センスとキャチーな楽曲

キャッチコピー。

それは商品や企業などの広告や謳い文句などの印象に残るフレーズである。
そして、それは音楽でも例外なく使われている。

例えばヴィジュアル系の元祖でもある「X
このバンドのキャッチコピーはなにか知っているだろうか?

そう。
PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」だ。
このキャッチコピーからヴィジュアル系という言葉が生まれた、というのは有名な話だ。

そして、また「X」だが
このバンドのシングルである「Standing Sex
では、このキャッチコピーは何だろうか?

正解は
座ってられねぇんだよ
フフッとくるキャッチコピーだが、単純にインパクトは抜群だ。

そう。
キャッチコピーとは「覚えやすく、記憶に残るもの」なのだ。

今日はそんな「覚えやすく、記憶に残る」キャッチコピーを持つバンドを紹介する。

そのバンドの名前はDirty Loops(ダーティ・ループス)

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左からアーロン・メルガルド(Dr) ジョナ・ニルソン(Vo,Key) ヘンリック・リンダー(Ba)

スウェーデン出身の3人組バンドだ。
そんな彼らにはこんなキャッチコピーがついている。

――音楽をやりたくなるか、止めたくなるか。

たった一言だが、このバンドの全てがわかるキャッチコピーだ。

では、このキャッチコピーがつけられた由縁を少しだけ紹介しよう。

実は彼らは3人とも、欧州最古の音楽学校であるソードラ・ラテン音楽学校からスウェーデン王立音楽アカデミーに進学しているのだ。
簡単に言うと「音楽エリート中のエリート」である。

更にドラムのアーロン・メルガルド。
彼は高校生の頃にストックホルムにある殆どの音楽学校の入試オーディションを受け、全てのオーディションで史上最高得点を叩き出したというとんでもない天才だ。

もちろん彼だけではない。

ヴォーカルのジョナは1歳から聖歌隊に入隊しており
ベースのヘンリックは4歳からピアノを始めている。

こういったことからもわかる通り、3人とも音楽的な素養は抜群なのだ。

しかし、これだけではない。

彼らはバンド結成直後、自分達でBritney SpearsやJustin Drew Bieber等の有名アーティストの楽曲をカバーした動画をyoutubeにアップしていた。
もちろんこれは、単純に原曲の検索数が多く、人の目に触れる確率が高いからだ。

そして、その楽曲をカバーした動画を見たDavid Fosterが彼らを1年かけてスカウトし続けレコード会社に所属したのだ。

ドラフト1位どころではない。
ちなみにDavid Fosterとは、Michael JacksonやCeline Dionの音楽プロデューサーであり
現在までに15のグラミー賞を受賞しているとんでもない大物だ。

だが、こんな話を聞いても

――音楽をやりたくなるか、止めたくなるか。

この誇大広告とも思えるキャッチコピーに見合う実力が本当にあるのか。
まずは、この動画を紹介しよう。

この曲はSAMSUNG製のAndroidスマートフォン“Galaxy”シリーズのテーマ音楽
「Over The Horizon」
をカバーした動画だ。

また、ピアノ、ベース、ドラムそれぞれのトレイラー動画もある。

短い動画ではあるがそれぞれの技術の高さがわかるかと思う。

1stアルバム「LoopiFied」

2014年にリリースされた1stアルバムだ

この作品からお勧めしたい曲がこちら。

1.Hit Me
2.Sexy Girls
4.Wake Me Up
5.Die For You
7.Lost In You
8.Take On The World
12.Roller Coaster
13.Automatic
18.Just Dance

以上の9曲が僕のお勧めしたい曲。

最初から最後まで恐ろしいまでの演奏技術が存分に堪能できる作品になっている。
もちろん演奏技術だけでなく楽曲そのものも非常に素晴らしいクオリティだ。

ちなみに
Wake Me UpはAvicci
Roller CoasterはJustin Bieber
Automaticは宇多田ヒカル
Just DanceはLady Gaga
のカバー曲だ。

他にも様々なミュージシャンのカバー曲が収録されている。
そして、そのどれもが秀逸なアレンジと共にテクニックが堪能できるカバー曲だ。

R&B、POP、ROCK、DANCE・・・
と様々な要素が詰め込まれているこのアルバム。

これだけの要素を詰め込んでも雑多な印象を受けずに、むしろ自然な印象を受けるのは
彼らの音楽的な知識と技術によるものが大きいのだろう。

一概には言えないが、技巧派集団のバンドというのは技術を見せる為だけの曲になりがちな事が多い。
しかし彼らは技術も見せてはいるがあくまでも曲を主体にしている為、非常にキャッチーであり、何より歌謡センスが抜群だ。
とりわけ演奏技術に注目されがちなバンドだが、これこそが彼らの一番の魅力である。

まとめ

――音楽をやりたくなるか、止めたくなるか。

このキャッチコピーが誇大広告ではない事がわかっていただけたと思う。

今回紹介した曲以外にも超絶技巧を思う存分聴かせてくれる楽曲が収録されている。
が、もちろんキャッチーさなどは変わらずに存在している。

超絶技巧とキャッチーな曲、重厚なボーカル
これらの魅力が詰まった曲を求めている方は、是非このバンドを聴いてみてほしい。

デビューしたて(といっても3年以上は経つが・・・)という事もあり
この作品以外を紹介する事ができないが
次回の作品が非常に楽しみなバンドだ。

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